リフォームによって手に入れた、真新しいレンジフード。その輝きと、掃除のしやすさに、キッチンに立つのが楽しくなったという方も多いのではないでしょうか。特に最新のノンフィルタータイプのレンジフードは、従来のものに比べて格段にお手入れが簡単になっています。しかし、「掃除が楽」ということと「掃除が不要」ということは、決してイコールではありません。その美しい状態と高い性能をできるだけ長く維持するためには、日頃のちょっとしたお手入れが非常に重要になります。ここでは、新しいレンジフードを末永く快適に使うための、簡単なお手入れのコツをご紹介します。まず、最も基本的なのが、料理の後の「こまめな拭き掃除」です。最新のレンジフードの多くは、表面が油を弾きやすい塗装(親水性コーティングなど)で仕上げられています。調理で飛び散った油汚れも、まだ温かいうちであれば、お湯で濡らして固く絞った布でさっと拭くだけで、簡単に落とすことができます。これを習慣にするだけで、頑固な油汚れがこびりつくのを防ぎ、いつまでもきれいな状態を保つことができます。洗剤を使う場合は、必ず中性の食器用洗剤を薄めて使い、最後は水拭きと乾拭きで洗剤成分を完全に取り除きましょう。次に、油を集めるパーツの定期的なチェックです。ノンフィルタータイプのレンジフードでは、整流板や、その奥にあるオイルトレー(オイルパック)に油が集められる仕組みになっています。このオイルトレーは、製品にもよりますが、おおよそ月に一回から三ヶ月に一回程度、溜まった油を捨てる必要があります。油がいっぱいになるまで放置すると、悪臭の原因になったり、最悪の場合、油が溢れて調理中の鍋に落ちたりする危険性もあります。定期的に中を覗いて、油が溜まっていたら、キッチンペーパーなどで拭き取ってから、中性洗剤で洗いましょう。食洗機に対応しているパーツも多いので、取扱説明書を確認してみると良いでしょう。そして、忘れがちながら重要なのが、レンジフードの「内側」の拭き掃除です。整流板を外すと、その内側にも油煙が付着しています。こちらも半年に一回程度、固く絞った布で拭き掃除をしておくと、内部の汚れの蓄積を防ぐことができます。自動洗浄機能付きのモデルであっても、フード本体や整流板の拭き掃除は必要です。せっかく手に入れた高性能なレンジフードです。